2011年07月24日18時11分
リーダーズボード
順位 選手名 スコア優勝 キム・キョンテ -15
2 石川 遼 -11
3 S・コンラン -8
4 市原弘大 -7
ドンファン -7
6 P・マークセン -6
7 パク・ソンジュン -5
平塚 哲二 -5
小山内 護 -5
金 聖潤(キム・ソンユン) -5
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最終ホールで4つ目のバーディを奪い今季初優勝!(撮影:米山聡明)
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<長嶋茂雄 INVITATIONAL セガサミーカップゴルフトーナメント 最終日◇24日◇ザ・ノースカントリーゴルフクラブ(7,115ヤード・パー72)>
「長嶋茂雄 INVITATIONAL セガサミーカップゴルフトーナメント」。4ストロークのリードを持って最終日をスタートした金庚泰(キム・キョンテ)(韓国)が、4バーディ・ノーボギーの完璧なゴルフを披露。猛追を見せた石川遼に影も踏ませず、トータル15アンダーで逃げ切り今季初勝利を挙げた。
遼、スコア伸ばすも届かず2位でフィニッシュ
キョンテは3番でバーディを奪うと、6番でもバーディを奪いジリジリとスコアを伸ばしていく。石川が8番、9番と連続バーディを奪い3打差まで詰め寄られたが、10番でバーディを奪い再び4打差に。終盤アグレッシブなプレーを続ける石川のプレッシャーを受けながらも、後半は冷静にパーを重ね磐石の態勢で逃げ切った。
「今日は粘らないといけないと思ってスタートした。後半プレッシャーがかかったけど、そのプレッシャーに勝てたのが嬉しい」スコアの上では4打差だが、追い上げた石川の勢いは想像以上のプレッシャーとなってキョンテに襲い掛かっていた。この日はどれだけ短いパットを残しても“お先に”はなし。「今週はショートパットに自信がなかったし、一打一打が大事なゲームだった」と全ストロークに集中力を注いで付け入るスキを与えなかった。
日本ツアーの賞金王として今季は海外メジャーに参戦することも増えているキョンテだが、「全英オープン」では難コースとコンディションに対応できず予選落ち。「全英で自分に足りないものがあると痛感して帰ってきた。帰ってきてからは練習量も増やしたし、もっと向上していこうと思った」と自分を見つめ直し猛練習に励んできた。今大会のショットの安定感、精度は満足がいくものではなかったが、最終日のノーボギーという安定感は日々の練習のたまものだ。
この日は前日夜に日本入りしたという両親も優勝を見守った。「両親は僕がゴルフをすることで色々苦労をしてきた。そろそろ楽をさせてあげたい」。鬼の強さを誇る賞金王もコースを離れれば心優しき24歳。支えてくれる家族にささげる勝利をこれからも積み重ねていく。
【最終結果】
優勝:金庚泰(キム・キョンテ)(-15)
2位:石川遼(-11)
3位:スティーブン・コンラン(-8)
4位T:市原弘大(-7)
4位T:ドンファン(-7)
6位:プラヤド・マークセン(-6)
7位T:小山内護(-5)他5名
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